2017年 03月 23日
才能
歳を重ねると10年、20年も前のことなど、どんどん忘れていってしまうものだが、この間ふと思い浮かんだことがあった。
「才能はないからやめた方がいいわよ」
とか
「あなたの器は他の器に埋もれてしまう」
とか
「個展はこのうちお客さんこなくなるよ」
とか
土を触り始めて7~8年くらいまではそんな言葉を言われてはショックを受けていました。
言ってくれた方達は「これからの私」に責任を持って言ってくれたのだろうか?
いやいや、無責任発言だよね。
言われたからといって止められる?
「作りたい」気持ちはどうしたらよい?
才能あったって、なくったって
この気持ちを大切にしたいと思ったら
外野は気にならなくなった。
あれからなんだかんだ
のらりくらりと年数が経って……
そういえば最近は才能ないから止めたら?と
言われたくなったなーと思いました。
イベントで私のうつわに興味を持って手にしてくれる方達に
声をかけずにはいられない。
「嬉しい!」が溢れちゃって。
「作りたい」を続けていて良かった(^-^)
オーダーの徳利とぐい呑み
by ki8na03
| 2017-03-23 17:17
| うつわの行方